今日のニコマスレビュー  奇病に立ち向かう群像劇?:モノクロームアイドル

【律子ED後日談】 RITSUKO モノクローム・アイドル【ウソm@s】  平蜘蛛P
現在Se@son2まで公開
D

あらすじ、
新しい事務所を立ち上げ社長になった律子。だが、少しずつ体が黒くなっていく奇病「社長病」になってしまい・・・・・。


ディライトスーパーノヴァの時も思ったけど、このPはアイマスの設定と言うか、アイマス界隈のお約束を生かすのがうまい。
社長やオーディション審査員がシルエットで表現されるのは、そういうものだからってことで、それ自体が問題になったり、気にとめられることってほとんどない。まあアイマス界隈では常識化してますわな。
だから、社長が黒いってことを病気にして理由づけしたこれはすごく新鮮。

視聴してると、なんだか社長が黒塗りって言われてみれば変だよな、と思えてくる。実際そんな人いないし、アニメゲームにおいてもそこまでありふれた表現方法でもないし。でもその感覚ってアイマスの枠を一歩引いて考えれば当たり前なんだよね、当然だけど。
今までの常識が崩れていく感じが気持ちいい。ああそうだったのか言われてみれば変だよね、なるほど!そういう理由があったのか、と思うけど平蜘蛛Pの動画内設定なんだよねこれ。へーそういうことだったのだなー、でも嘘!ってとこも二重におもしろい。深夜の馬鹿力の「ウソチクの泉*1と似た感覚なのかもしれない。



話の作りも映画の予告編を思わせるスピーディーな展開で最後まで飽きさせないし、オチも毎回素晴らしい。第二話では登場人物が増えて話自体も大きく展開する。続きがあったらぜひ見てみたい作品だけど、コレ続くのかな?

*1:伊集院光深夜の馬鹿力のコーナー。思わずへぇーとうなずいてしまう嘘を投稿するもの。お気に入り:マラソン高橋尚子選手がQちゃんと呼ばれるようになったのは小出監督とは関係なく、中学生の頃、女子特有の丸文字で書いた尚子の「尚」という字がオバケのQ太郎に似ていたから。